「ドコモの通信品質には満足しているけど、毎月の料金がやっぱり高い…」 「楽天モバイルが安いのは知っているけれど、最大手のドコモから乗り換えるのは、なんだか不安…」

“絶対王者”とも言えるNTTドコモの、圧倒的な安心感と信頼性。しかし、その一方で、家計を圧迫する高めの料金に悩んでいる方は少なくないでしょう。そんなあなたにとって、「楽天モバイル」への乗り換えは、通信費を劇的に削減する、極めて有力な選択肢となります。

当ブログ「楽天モバイル大全」では、2025年7月17日現在の最新情報に基づき、ドコモユーザーであるあなたが、楽天モバイルへ電話番号そのままで乗り換える(MNP)ための全手順、そして後悔しないためのメリット・デメリット、ドコモユーザー特有の注意点まで、その全てを徹底的に解説します。 乗り換えで最大20,000ポイント還元!楽天モバイルのお得なキャンペーンはこちら

ドコモから楽天モバイルへ!乗り換えで得られる5つのメリット

まず、ドコモから楽天モバイルへ乗り換えることで、どのようなメリットがあるのかを具体的に見ていきましょう。

  1. 月額料金が劇的に安くなる 最大のメリットは、通信費の大幅な削減です。多くの場合で、月々の支払いが半額以下になる可能性があります。
  2. データ利用量が完全無制限になる ドコモの「eximo」も無制限プランですが、楽天モバイルはより安価に、かつテザリングも含めて完全無制限で利用できます。
  3. 国内通話が無料になる 専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話がかけ放題になります。ドコモでかけ放題オプション(月額1,980円)を契約している方は、その分が丸々節約できます。
  4. 契約期間の縛りや違約金が一切ない 楽天モバイルには、ドコモのような定期契約や解約金が存在しません。いつでも自由に、無料で解約・転出が可能です。
  5. 楽天経済圏でさらにお得に 楽天モバイルを契約すると、楽天市場でのポイント倍率がアップする「SPU」の対象となり、楽天ユーザーはさらにお得になります。

乗り換え前に必ず確認!ドコモを辞める5つのデメリットと注意点

次に、乗り換えで失うものや、ドコモユーザー特有の注意点を正直に解説します。これらを理解しておくことが、後悔しないための鍵です。

  1. ドコモのキャリアメールが使えなくなる @docomo.ne.jp という、信頼性の高いキャリアメールは、原則利用できなくなります。月額330円の「ドコモメール持ち運び」サービスを申し込めば継続利用も可能ですが、コストがかかります。各種サービスの登録アドレスは、事前にGmailなどに変更しておきましょう。
  2. dアカウント・dポイントの扱い dアカウントや貯まったdポイントは、ドコモを解約しても失効しません。しかし、月々の料金支払いでdポイントを貯めていた方や、「dカード GOLD」の10%還元特典を受けていた方は、その恩恵がなくなります。
  3. みんなドコモ割やドコモ光セット割が適用外に ドコモで家族割や、ドコモ光とのセット割を適用していた場合、あなたがグループから抜けることで、残ったご家族の料金が変動する(割引額が減る)可能性があります。乗り換え前に、必ずご家族に相談しましょう。
  4. 通信の「絶対的な安心感」 楽天モバイルの通信品質は飛躍的に向上しましたが、それでも日本全国の山間部や離島まで、くまなく繋がるドコモ回線の「絶対的な安心感」には、まだ及ばない部分もあります。ご自身の活動エリアの電波状況は、事前に確認が必要です。
  5. ドコモ独自のサービスが利用不可に 「dマガジン」や「dアニメストア」などのサービスは、dアカウントがあれば継続利用できますが、セットでの割引などは適用外になります。

料金はどれだけ安くなる?ドコモと楽天モバイルを徹底比較

では、実際に料金はどれくらい変わるのでしょうか。ドコモの主要プランと比較してみましょう。

楽天モバイル「Rakuten最強プラン」ドコモ「eximo」
データ容量無制限無制限
月額料金(割引前)3,278円7,315円
国内通話Rakuten Linkで無料家族間無料(有料OPあり)

ドコモで各種割引を最大限適用した場合と比較しても、楽天モバイルの方が安くなるケースがほとんどです。特に、単身の方や、家のネットがドコモ光でない方にとっては、楽天モバイルの価格メリットは絶大です。 月額3,278円でデータ使い放題!楽天モバイル「最強プラン」の詳細を見る

ドコモで購入したスマホはそのまま使える?SIMロックと対応バンド

  • SIMロック: 2021年8月27日以降にドコモで販売された機種は、原則SIMロックがかかっていないため、手続きは不要です。それ以前の機種は、「My docomo」から無料でSIMロック解除の手続きを行いましょう。
  • 対応バンド: ドコモで販売されたiPhoneは、近年のモデルであれば楽天モバイルの電波に問題なく対応しています。Androidの一部機種では、楽天モバイルの主要バンド(Band 3)に対応していない「ハズレ端末」が存在するため、事前の対応状況確認がより重要になります。

【完全ガイド】ドコモから楽天モバイルへのMNP乗り換え全手順

乗り換え準備チェックリスト

  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • 支払い用のクレジットカード(楽天カードがおすすめ)
  • 楽天会員IDとパスワード
  • データのバックアップ
  • dアカウント関連の整理(登録メールアドレスの変更など)

ドコモユーザーなら簡単!「MNPワンストップ方式」での手順

ドコモは「MNPワンストップ」に対応しているため、ドコモ側でのMNP予約番号の取得は不要です。

  1. 楽天モバイル公式サイトの申し込みページにアクセスします。
  2. プラン選択画面で「プランを選択する」をタップ。
  3. 電話番号の選択画面で「他社から乗り換え(MNP)」を選びます。
  4. MNP手続きの画面で「MNPワンストップを申し込む」を選択し、現在利用中のキャリアで「NTTドコモ」を選びます。
  5. ドコモのサイトに遷移するので、画面の指示に従い、dアカウントでログインして認証手続きを行います。
  6. 楽天モバイルの申し込み画面に戻り、本人確認やお客様情報の入力を進めれば、申し込みは完了です。

SIM到着後の開通・設定手順

申し込み後、数日でSIMカードが届きます(eSIMの場合は即時)。 開通手続きやデータ移行の詳しい手順は、当ブログの「乗り換え後の設定・データ移行ガイド」で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。 店舗に行かずにOK!楽天モバイル公式サイトで手続きする

まとめ:ドコモからの乗り換えは、デメリットを理解すれば大きな節約に

ドコモから楽天モバイルへの乗り換えについて、その手順からメリット・デメリットまでを解説しました。

  • ドコモからの乗り換えは「MNPワンストップ」で、驚くほど簡単。
  • 料金は半額以下になる可能性が高く、経済的なメリットは非常に大きい。
  • ただし、「dポイント」や「家族割」など、失うものを事前にしっかり理解しておくことが重要。

失うものを正確に把握し、それ以上に得られるメリットが大きいと感じたなら、楽天モバイルはあなたの通信費を劇的に改善してくれるはずです。ぜひ、お得なキャンペーンを活用して、新しい一歩を踏み出してください。