「楽天モバイルを使ってみたけれど、別のキャリアに移りたい」 「解約したいけど、違約金や手数料がかからないか心配…」

様々な理由で、楽天モバイルの解約や他社への乗り換え(MNP転出)を検討していることと思います。手続きが複雑だったり、高額な費用を請求されたりしないか、不安を感じてしまいますよね。

まず、最大の安心材料をお伝えします。 楽天モバイルには、契約期間の縛りや、解約に伴う違約金・手数料は一切ありません。 いつでも、あなたの好きなタイミングで、無料で解約・転出が可能です。

当ブログ「楽天モバイル大全」では、2025年6月現在の最新情報に基づき、楽天モバイルをスムーズに解約・転出するための全手順と、事前に知っておくべき注意点を、どこよりも分かりやすく解説します。

解約前に最終確認!本当にやめて大丈夫?チェックリスト

手続きを始める前に、後悔しないために以下の点を確認しておきましょう。

  • □ 違約金はゼロ円。でも端末代の残債は残ります 解約は無料ですが、楽天モバイルでスマートフォンを分割払いで購入し、まだ支払いが終わっていない場合、その**端末代金の残債は引き続き支払う必要があります。**解約したからといって、端末代が免除されるわけではないのでご注意ください。
  • □ ポイントは失効しない?支払いへの充当は済んだ? 楽天モバイルの支払いに楽天ポイントを充当している場合、解約しても楽天会員である限りポイントは失効しません。しかし、月々の支払いに使えたはずの期間限定ポイントが余ってしまうのは勿体無いので、使い切ってから解約するのがおすすめです。
  • □ Rakuten Linkアプリの情報はどうなる? 解約すると、Rakuten Linkアプリの通話履歴などは閲覧できなくなります。必要な情報があれば、事前にスクリーンショットなどで保存しておきましょう。
  • □ 解約する前に、もう一度料金プランを見直しませんか? もし解約理由が「あまり使わなかったので勿体無い」ということであれば、もう一度料金プランをご確認ください。楽天モバイルは、データ利用量が3GBまでなら月額1,078円と、維持費が非常に安価です。サブ回線として残しておく価値がないか、最後に検討してみるのも一つの手です。 月額3,278円でデータ使い放題!楽天モバイル「最強プラン」の詳細を見る

2つの解約方法|あなたの目的に合った手続きはどれ?

解約には、大きく分けて2つの方法があります。

  1. 他社へ乗り換え(MNP転出): 今の電話番号を、次のキャリアでも使い続けたい場合。
  2. 単純解約: 電話番号がなくなっても構わない、完全にサービス利用をやめる場合。

ほとんどの方は「MNP転出」に該当するかと思います。それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

【手順①】電話番号を引き継いで他社へ乗り換える(MNP転出)

最も一般的な、電話番号を維持したまま他社へ移る手続きです。以前は「MNP予約番号」の取得が必須でしたが、現在はより簡単な「MNPワンストップ方式」が主流です。

MNPワンストップ方式での転出手順

ドコモ、au、ソフトバンク、UQ mobile、Y!mobileといった主要なキャリアへ乗り換える場合は、この方法が利用できます。楽天モバイル側での手続きは一切不要で、乗り換え先のキャリアで「MNPワンストップ」を利用して新規契約を申し込むだけで、手続きが完了した時点で楽天モバイルは自動的に解約となります。

MNP予約番号を取得しての転出手順

上記以外のMVNO(格安SIM)などに乗り換える場合は、従来通り「MNP予約番号」を取得します。

  1. **「my 楽天モバイル」**アプリまたはWebサイトにログインします。
  2. メニューから「契約プラン」を選択し、画面下部の「その他のお手続き」>「手続きへ進む」をタップします。
  3. 「他社へのお乗り換え(MNP)」を選択し、アンケートに答えると、10桁のMNP予約番号が発行されます。
  4. この予約番号を持って、乗り換え先のキャリアで契約手続きを行います。

店舗に行かずにOK!楽天モバイル公式サイトで手続きする

【手順②】電話番号を完全に削除する(単純解約)

電話番号が不要になり、完全にサービスを停止したい場合の手順です。一度解約すると、同じ電話番号は二度と使えなくなるため、慎重に判断してください。

  1. **「my 楽天モバイル」**にログインします。
  2. 上記「MNP予約番号の取得」と同様に、「その他のお手続き」の画面まで進みます。
  3. 「解約」を選択し、注意事項に同意してアンケートに答えると、解約手続きが完了します。

解約のベストなタイミングはいつ?損しないための知識

楽天モバイルの解約月の料金は、解約した時点でのデータ利用量に応じて請求されます。

  • 例1: 6月5日に解約し、その時点でのデータ利用量が2GBだった → 1,078円の請求
  • 例2: 6月25日に解約し、その時点でのデータ利用量が10GBだった → 2,178円の請求

このように、いつ解約しても使った分だけの請求となり、日割り計算の概念がないため、解約タイミングによって損をすることはありません。 他社キャリアのように「月末がお得」というセオリーを気にする必要がないのは、大きなメリットです。

よくある質問(FAQ)

Q1. 解約後に、また楽天モバイルを再契約できますか? A1. はい、可能です。ただし、新規契約者向けのキャンペーンの多くは「初めての方限定」であるため、対象外になる可能性があります。

Q2. 楽天モバイルを解約したら、楽天会員も退会になりますか? A2. いいえ、なりません。楽天モバイルの契約と、楽天グループ全体の会員サービスは別です。楽天市場など、他のサービスは引き続き利用できます。

Q3. 家族が亡くなった場合の手続きはどうなりますか? A3. 契約者が亡くなられた場合は、郵送での解約手続きとなります。死亡の事実が確認できる書類(戸籍謄本など)や、契約時の情報を記載した書類が必要です。詳細は楽天モバイルの公式サイトで確認してください。

まとめ:楽天モバイルの解約は、驚くほどシンプルで良心的

楽天モバイルの解約・MNP転出は、違約金や手数料が一切かからず、手続きもオンラインで完結するため、非常にシンプルで良心的です。

  • 違約金・手数料はゼロ。いつでも無料で解約できる。
  • 乗り換え(MNP)は「ワンストップ方式」で、驚くほど簡単になった。
  • 解約月の料金は使った分だけ。月末まで待つ必要はない。
  • ただし、分割払いの端末代金は、解約後も支払いが続くので注意。

楽天モバイルがご自身に合わなかったという方も、この記事を参考にスムーズに次のステップへ進み、快適なモバイルライフを送れることを願っています。

もし、あなたの周りで逆に「楽天モバイルに乗り換えたい」と検討している方がいれば、お得なキャンペーンが多数実施されていますので、ぜひ教えてあげてください。

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